体験談

劉嘉鑫【中国】
東京藝術大学大学院 デザイン科 入学
武蔵野美術大学大学院 デザイン情報 合格 / 多摩美術大学大学院 グラフィクデザイン 合格


 2017年10月に入学し、2019年3月に卒業しました。日本の生活について皆さんに自分の経験をお伝えしようとしており、少しでも助けになったらと思います。基礎は大切なので、初級の内容はそんなに簡単だとしてもちゃんと勉強しておいたべきだと思います。そして、是非日本の友達を作っていっぱい遊んでくたさい。これで日本語能力を高められるだけではなく、日本文化の理解にもとても助けになります。
 試験準備のアドバイスなら、今自分が求めているのがいったいなんなのか、自分にもう一度確認してみて、それに基づいて目標を立て、目標を達成しようとする気持ちを込めて試験の準備をしてください。「欲しいものは絶対に手に入れたい」という気持ちをずっと持ち、ついに希望した学校の合格書をもらえるように最後まで頑張ってください。ひとことでいうと、自分の信念を持つことが一番大切だと思います。
 生活の中で楽しいこともあれば、悩みもあるはずです。何か問題があったら、ミッドリームの先生と相談してください。皆さん、ぜひ楽しみにしてください、素晴らしい留学生活が待っています。

鞠玉蘭【中国】
慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 入学


 私は2018年7月に入学し、2019年6月に慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科に合格した鞠玉蘭と申します。
 最初に日本に来たばかりの時は、日本語や生活面で多少の不安がありました。中国で日本語を少し学びましたが、簡単な挨拶程度でした。その為、日本人と交流する事はとても難しく感じました。この一年間、初級から勉強を始められる、ミッドリームで言葉の力を身につけてきました。また、学校では日本語の文法を勉強するだけではありません。日本の文化に触れたり、色々な経験を積んだり、自分の視野を広げたりすることができました。
 大学院の試験前、先生が私の研究計画書をチェックし、アドバイスしてくれたことや、授業が終わった午後にも教室で面接の練習を助けれくれたこと、全て忘れることのない思い出になりました。この一年間、お世話になりまして、本当にありがとうございました。ミッドリームで学ばせて頂いた日本語をこれからもっと生かしていきたいと思っています。

戴晓玥【中国】
東京大学 入学
京都大学、北海道大学、早稲田大学、東北大学 合格


 全ての結果は実力と運の組み合わせで決まりますが、運より実力の方が遥かに重要だと思います。
 理科生として、最初日本語の重要さが分からなかったです。しかし、勉強していくうちに、日本語学校で一見、受験にあまり役に立たない基礎日本語を勉強するのは大事であることに気付きました。日本語能力試験や日本留学試験を受験するための準備として、日本語学校での勉強がすごく大事です。先生の方々が話してくれた日本語を聞くだけで聴解の練習になり、知らないうちに表現力が身につきます。それと同時に、高い点数を獲得するため、自分で過去問や模擬問題の練習も大事だと思います。
 日本語以外の面では、塾で理科または文系の総合科目の勉強も私にとって極めて重要です。当時の授業で、留学生が普段あまり使わない参考書を何冊も小林先生に紹介して頂いたことがあります。毎日の授業も大事ですが、自分のペースに合わせて自習する時に良い参考資料と過去問があれば、自主学習の効率が更にアップできると思います。面接試験の準備にあたって、母国の参考書を使うより、日本語の参考書を使った方が良いと思います。
 「毎日きちんと勉強します」や「勉強の時間を大事にしてください」、「よく準備することが大事です」、「自分のオリジナル勉強法」などのことを言っても意味がないと思います。勉強することの意味が私たち分かっていると思いますが、出来るかどうかは自分次第です。受験することにあたって、ひたすら努力し続けるしかないと思います。その他、気を付けなければならない点がいくつかあると考えております。
まず、一番大事なことは自分自身に向き合うことです。志望理由書や面接の準備のためのみではなく、大学に入学してからの人生にも重要なことだと思います。学校と専攻分野の選択に拘わらず、自分自身にとって一番大事なこととは何かということに気付き、それに集中して、自分の目標を達成します。面接時、抑えるべきコツがいくつかがあると思いますが、自分が追求しているものとは何か、どんな人になりたいのかということを素直に表現するのが一番大事なことだと思います。
 自分に向き合うというのは、単に自分のことを知ることだけではなく、社会又は世界に洞察力を持つことも含まれています。ミッドリーム日本語学校での「ニュース日記」という授業が社会を知る良い機会だと思います。自分、または社会、世界に関しては大学進学後など今後時間のある時に考えればいいと思っている人が大勢いるでしょうが、自分がどんな人なのか、どんな社会でどういうふうに生きていくのかなどの答えを探すことは一人ひとりの存在に対して極めて大事なことだと思います。東大に入学してから、私だけではなく、周りの友だちみんな「自分の道」を探しています。
 そして、情報収集も重要なことです。例えば、日本に来てから始めてTOEFL、ETSなどの成績が必要であることを知っていた人が多いですが、日本に来る前に、進学受験のことを調べておけば、自分の時間をもっと有効的に活用することができると思います。日本語学校や塾の先生たちが沢山の進学情報を提供して下さるのです。選ぶ際に、学校や専門分野に関する情報を知れば知るほど選択しやすいですし、将来後悔する可能性も低いです。他人が情報を提供してくれるまで待つわけではなく、積極的に情報を収集することも極めて大事です。
 最後、周りの人を大切にするのも大事なことだと思います。受験時期になってくると、親や先生たちと喧嘩したり、友だちとの関係が泥沼に落ちたりなどのことが起きることによって、進学するのにマイナスな影響が与えられます。自分ひとりで無理だと感じるとき、周りの人達がみんな助けてくれると思います。困難なことに直面する時、日本語学校の先生やクラスメートと相談することが大事です。自分のことになりますが、国立大学の入学申請をした時(将来の道に迷った時)年齢、専門分野、国籍など全て異なるクラスメートと相談することで色々勉強になりました。
 応援してくださった沢山の方々にお礼申し上げます。
 これから受験する皆さんの幸運をお祈り申し上げます。

呉庭堅【中国】
多摩美術大学 芸術学部 入学
武蔵野美術大学 芸術学部 合格


 私は2013年10月に入学し、2015年3月に卒業した呉庭堅と申します。今は多摩美術大学グラフィックデザイン学科の一年生です。中国の大学入学試験を受けたことがない私にとって、日本の美術大学を受けることは一つのチャレンジだけではなく、自分探しの旅と言えるのでしょう。一年半の努力と練習を積み重ねた結果、ようやく日本の2トップ校に合格できました。美術系は文理系と異なり、主観で判断することが大切だが、目標に達するために努力し続けることが一緒だと思っています。
 最後は、美術の指導先生たちに感謝する気持ちを伝えたいです。今の私があるのは先生たちのおかげです。課題が忙しくない時に、また学校に戻って先生たちと後輩たちに挨拶しに行きます。

朱永恺【中国】
一橋大学大学院 経済学研究科 応用経済専攻 入学
京都大学大学院 北海道大学大学院 合格


一橋大学大学院の経済研究科の入学試験は専門知識試験・日本語試験・面接の3つがあります。受験者の日本語能力がとても高く、みんなの日本語試験の成績がほぼ同じです。従って、専門知識の筆記試験と面接が大変重要になります。まず、この学校の専門知識試験の問題数が結構多いです!ほかの大学の入学試験を受けた時は、終了時間の前に終わりますが、今回は2問が残ってしまいました。なお、面接の時に聞かれることは全て研究計画書に関する問題でした。
 ここで皆さんへのアドバイスとして、日本語は専門知識と同じく重要であることと、困難がある時、ミッドリーム日本語学校の先生に相談して下さいとのことです。

周嘉俊【中国】
京都大学 工学部 入学
東京工業大学 名古屋大学 慶応義塾大学 合格


 面接の経験が少ないため、慶応義塾大学の面接のときは緊張から腹痛が起きたが、ミッドリーム日本語学校の先生と一緒に模擬面接を行うことで、徐々に面接スキルを身に付け、その後の面接で上手く答えられるようになりました。小論文テストにおいても先生方の指導のおかげで満点の50点を取りました。過去の経験や知見に関わらず、自分の不足に直面し、一生懸命に頑張ればきっと成功できると信じています。皆さんも、後悔しない日本の留学生活を送るためにぜひ頑張ってください。

唐姣姣【中国】
お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 入学


 理想の大学に入ったのはミッドリーム日本語学校の先生の指導と励ましのおかげです。特に高橋先生は学業から精神面まで私を助けてくれました(研究計画書のチェックや面接の指導など)。また、小林先生と山田先生の模擬試験を通じて、研究計画を深く掘り下げることができ、自分がやりたいことや具体的な方法も明確になりました。事務の先生方もとても親切で、資料の準備も手伝ってくれました。
 なお、特に伝えたかったのは自分を信じることです。他の人と比較するではなく、迷わずに自分の方向を見つけることが一番大事だと考えています。  受験の心得:①過去問を繰り返して解くこと。②学校の説明会に参加すること。

汪沛然【中国】
秋田大学 理工学部システムデザイン工学科 入学


 ミッドリーム日本語学校で2年間の日本語を勉強していました。この2年間を通して、最初の初級から一歩一歩学んできた後、日本語能力をどんどん伸ばすことができました。でも正直に言うと、私にとって、ミッドリーム日本語学校で収穫したのは日本語能力だけではなく、日本でどうやって生活を送っていくのかが一番大切だと思っています。ミッドリームにいた2年間は、時間の経つのが早くて、とても楽しかったです。先生方もとても親切で責任感があり、一人一人をしっかり見てくれました。また、学校の進学クラスは留学試験に向け量的な練習をさせるおかげで、私の成績を上げることができました。
 初めて志望校の面接に行った時にとても緊張していたが、多くの問題をきちんと準備し、学校の模擬面接で何回も練習したので、最後はスムーズに進んでいました。
 最後は、皆さんもミッドリーム日本語学校で楽しく充実した留学生活を送られるように、心より応援しております。

雷潇【中国】
東京理科大学 理工学部 入学


 私はミッドリーム日本語学校2015年7月生で、2016年3月に日本語学校から卒業し、今東京理科大学土木工学研究科に在籍しています。
 卒業生として、皆さんへのアドバイスがあります。皆さんに早めに留学の目標を立ててほしいです。将来は自分が何をしたいのかが分かれば、それなりに努力やいろいろな準備ができるはずです。それらの準備ができたら、成功まであと一歩の距離という段階になります。ミッドリーム日本語学校の先生たちは進学について私にいろんなアドバイスをくれました。理工科の学生として、英語をちゃんと勉強して、TOEFLやTOEICの良い成績を取れば大学院入試を助ける力になります。そして、面接の時にうまく行けるように、たくさんの論文を読むこともとても重要で、特に志望校の指導教授が書いた論文です。そこで私はずっと前からTOEICの試験のため準備しておいている同時に、たくさんの論文を読むことを加えて、スムーズに大学院に入りました。
 普段の生活の中で、皆さんは助け合い、お互いに思いやりを持っている同時に、勉強、生活、アルバイトの良いバラスを取る必要があると思っています。適当なアルバイトをすることで、日本語能力のアップ及び生活費の負担を減らすに繋がります。たまには交流会に参加したりすることでリラックスできるだけではなく、勉強の効率を上げられ、最後はゴールにたどり着けると考えています。

顾梓潇【中国】
北海道大学 法学部 入学


 日本に来たばかりの頃の私の日本語はとても下手でした。特に文法が苦手で、動詞の活用すら出来ませんでした。しかし、ミッドリーム日本語学校で1年半勉強して、私の日本語の成績は一気に49点も上がりました(2015年にJLPT N1を取得)。さらに、日本語の基本的なコミュニケーション能力と速読のコツも覚えました。現在は法学部の民法を教える先生の話す、とても速くまたあまり明瞭ではない日本語も聞き取れるくらいまでにリスニング力が向上しました。これもひとえにミッドリーム日本語学校の先生方のご指導のおかげです。
 大学入試にあたって、受験生の皆さんには極力早い準備を強く推奨します。事前に要項を読んで、出願条件を詳細に調べたほうがよいです。そして、先生方や先輩方にご助言を頂き、客観的かつ冷静に自分の実力を分析しましょう。自分に合った学校を選び、無駄な労力を使わないようにしましょう。国公立大学や有名私立大学の受験は長期戦になります。試験では、勉強だけでなく、強靭な忍耐力も試されます。そして常に冷静に物事を考えられる力も必要になります。受験競争はますます熾烈なものになってきています。なので、遊ぶ時間を極力少なくして、その代わりに資料をたくさん調べ、自分の成績を上げられる方法を考えるようにしましょう。このように努力をすれば、塵も積もれば山となり、皆さんは他のライバル達に打ち勝つことができるでしょう。